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〒276-0025 千葉県八千代市勝田台南2-22 E-301
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エアコンの選び方についての個人的なおすすめ 付加機能編
もはや今年は災害級の暑さです。
とにかく暑い。
エアコン選びに関して先回は『もし予算があるなら冷房能力はおおきめで、もし同じ値段なら冷房能力の大きな方を選んで』ということお伝えいたしましたが、今回は付加機能について。
エアコンの値段の差は冷房能力+付加機能です。
冷房能力に関しては大きくなればほぼ正比例的に値段がスライドするので、わかりやすく公平感があります。
では付加機能についてはどうでしょうか?
エアコンの付加機能として代表的なものは、フィルターを自動でお掃除してくれるというものです。そのほかに思い浮かぶのは,換気する、加湿する、除湿の時加温する、センサーで人の動きを感知して電気代を節約する、最近では熱交換器を凍結させてカビを除去するという機種もCMで見かけます。
最初に言っておきますと、個人的にはそういった付加的な機能のついたエアコンを購入も販売もしないので、使った良し悪しははっきりわかりません。使い方や設置状況によって、価格に見合う能力を発揮するものもあると思います。カタログや電気店の説明を受け、気に入っていただけたらそれはそれでよい選択だと思います。リビングなどよく見えるところに設置する場合ですと、見た目がかっこいいというのも選択基準の一つになるかもしれません。
では、付加機能付きエアコンのデメリットについて考えてみましょう。
例えばお掃除タイプ。フィルターについたほこりを一定時間で検知しブラシ付きのロボットが掃除していくのが一般的です。お掃除されたほこりはいったいどこへ行ってしまうのでしょうか?
通常エアコンの配管は室内から外へ、銅管やドレン管(水が排水される)、電線が配線されています。そこにもう一本内径で2CMくらいの排気用の配管が追加され、そこから外にほこりが捨てられ‽ています。もちろん外から虫が入り込んでしまうので出口はフラップ状のフタがついていたり、格子状になっていたりします。長年使っていただいているとそこにほこりがつまり、ほとんど排気(つまりお掃除したほこり)が流れなくなっていたりします。こうなるとお掃除機能は全く意味がなくなってしまいます。
加えて、エアコンのフィルターを洗う時のことを、思い出していただければと思います。掃除機で軽く吸ってきれいになるときもあれば、マジックリンなどの洗剤をかけてお風呂で水洗いしないときれいにならない時もあります。特に煙草をお部屋ですわれている場合、煙に油分が含まれていますので洗剤で水洗いしないときれいにならないです。エアコンがキッチンの近くに設置されている場合も空気中に油分が多ければ条件は同じです。果たしてお掃除ロボット君の小さなブラシで掃除できるものでしょうか?どう考えたって無理です。そもそもメーカーの説明書にもお掃除しなくていいということではないので、定期的に自分でフィルターを外して掃除してくださいと書いてあります。
それなのに中にはフィルターが一般の方にはなかなか外せない機種があります。いや外せるようにはもちろんなっているのですが、わたしたちでも説明書を読まないとわからないレベルなものもあり、そういった機種は特に年配の方ががフィルターを外すのはほぼ無理です。別の工事に行って、ついでにお掃除エアコンのフィルターの外し方がわからず今まで外したことがないからはずしてと頼まれることがあります。こうなると、普通のシンプルなエアコンで、だれでも外せるフィルターを自分で掃除したほうが全体的にみてよかった気がします。
さらに、最近ではエアコンの洗浄業者さんに定期的に内部のクリーニングを頼む方もふえています。よく言われることですがお掃除機能付きのエアコンですと最初から作業を断られたり、追加料金を取られたりすることも多いです。なぜなら、まさに洗浄しようとしている熱交換器の前にお掃除機能のセンサーやら,ギヤーボックスなどがついておりまして、そういったものを外さないと作業ができなくなっているからです。まして、本職のエアコンやさんや電気屋さんならまだしも、ダ〇キンやお掃除〇舗などの掃除系の作業員の方が、エアコンの本体を分解するのですから、よく考えると恐ろしいものです。結果、掃除屋さん系のエアコンクリーニング業者さんの場合、誠実な作業員の方ほどお掃除機能などがついているエアコンの洗浄を断ってくる可能性が高くなるということになります。使っていて汚れない、カビの生えないエアコンは存在しないので、そこが気になり定期的にエアコン洗浄を頼む予定がおありであれば一番シンプルなエアコンにするべきだと思います。
そもそもですが、業務用エアコン(お店などについている)で掃除機能がついているなんていうものは世の中に存在しておらず、定期的に分解清掃して機能を維持することが前提になっています。もちろん使用量や頻度が全く違うので家庭用のエアコンとは比較にならないかもしれませんが・・・
エアコンは10年くらいたつと省エネが進み、使う電気の量が結構違うので、壊れるまで使うのではなく適当に買い替えたほうが結局お得といわれています。付加機能付きのエアコンとシンプルなエアコンでは値段が倍ぐらい違うことがあるので、うちのお客様には高いエアコンを20年使うより、安いほうのエアコンを買ってこわれなくても10年でいれかえてくださいとお願いしています。トータルのコストは変わらないはずです。そんな観点で今後の買い替えをご検討なさってはいかがでしょうか?
ナガツユアートテック
事務所ファックス 047-483-0562 担当 携帯 080-9409-0562/080-5695-0562
お問い合わせはよろしければ直接携帯電話におかけください。 FAXもしくは携帯にショートメールを入れていただければ、折り返し弊社からご連絡させていただきます。 ホームページお問い合わせからもメールを送れます。 お見積もりご相談は無料です。が 八千代、佐倉、成田、印西、船橋、習志野、松戸、柏以外のお客さまでも対応エリアご相談ください。
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もはや今年は災害級の暑さです。
とにかく暑い。
エアコン選びに関して先回は『もし予算があるなら冷房能力はおおきめで、もし同じ値段なら冷房能力の大きな方を選んで』ということお伝えいたしましたが、今回は付加機能について。
エアコンの値段の差は冷房能力+付加機能です。
冷房能力に関しては大きくなればほぼ正比例的に値段がスライドするので、わかりやすく公平感があります。
では付加機能についてはどうでしょうか?
エアコンの付加機能として代表的なものは、フィルターを自動でお掃除してくれるというものです。そのほかに思い浮かぶのは,換気する、加湿する、除湿の時加温する、センサーで人の動きを感知して電気代を節約する、最近では熱交換器を凍結させてカビを除去するという機種もCMで見かけます。
最初に言っておきますと、個人的にはそういった付加的な機能のついたエアコンを購入も販売もしないので、使った良し悪しははっきりわかりません。使い方や設置状況によって、価格に見合う能力を発揮するものもあると思います。カタログや電気店の説明を受け、気に入っていただけたらそれはそれでよい選択だと思います。リビングなどよく見えるところに設置する場合ですと、見た目がかっこいいというのも選択基準の一つになるかもしれません。
では、付加機能付きエアコンのデメリットについて考えてみましょう。
例えばお掃除タイプ。フィルターについたほこりを一定時間で検知しブラシ付きのロボットが掃除していくのが一般的です。お掃除されたほこりはいったいどこへ行ってしまうのでしょうか?
通常エアコンの配管は室内から外へ、銅管やドレン管(水が排水される)、電線が配線されています。そこにもう一本内径で2CMくらいの排気用の配管が追加され、そこから外にほこりが捨てられ‽ています。もちろん外から虫が入り込んでしまうので出口はフラップ状のフタがついていたり、格子状になっていたりします。長年使っていただいているとそこにほこりがつまり、ほとんど排気(つまりお掃除したほこり)が流れなくなっていたりします。こうなるとお掃除機能は全く意味がなくなってしまいます。
加えて、エアコンのフィルターを洗う時のことを、思い出していただければと思います。掃除機で軽く吸ってきれいになるときもあれば、マジックリンなどの洗剤をかけてお風呂で水洗いしないときれいにならない時もあります。特に煙草をお部屋ですわれている場合、煙に油分が含まれていますので洗剤で水洗いしないときれいにならないです。エアコンがキッチンの近くに設置されている場合も空気中に油分が多ければ条件は同じです。果たしてお掃除ロボット君の小さなブラシで掃除できるものでしょうか?どう考えたって無理です。そもそもメーカーの説明書にもお掃除しなくていいということではないので、定期的に自分でフィルターを外して掃除してくださいと書いてあります。
それなのに中にはフィルターが一般の方にはなかなか外せない機種があります。いや外せるようにはもちろんなっているのですが、わたしたちでも説明書を読まないとわからないレベルなものもあり、そういった機種は特に年配の方ががフィルターを外すのはほぼ無理です。別の工事に行って、ついでにお掃除エアコンのフィルターの外し方がわからず今まで外したことがないからはずしてと頼まれることがあります。こうなると、普通のシンプルなエアコンで、だれでも外せるフィルターを自分で掃除したほうが全体的にみてよかった気がします。
さらに、最近ではエアコンの洗浄業者さんに定期的に内部のクリーニングを頼む方もふえています。よく言われることですがお掃除機能付きのエアコンですと最初から作業を断られたり、追加料金を取られたりすることも多いです。なぜなら、まさに洗浄しようとしている熱交換器の前にお掃除機能のセンサーやら,ギヤーボックスなどがついておりまして、そういったものを外さないと作業ができなくなっているからです。まして、本職のエアコンやさんや電気屋さんならまだしも、ダ〇キンやお掃除〇舗などの掃除系の作業員の方が、エアコンの本体を分解するのですから、よく考えると恐ろしいものです。結果、掃除屋さん系のエアコンクリーニング業者さんの場合、誠実な作業員の方ほどお掃除機能などがついているエアコンの洗浄を断ってくる可能性が高くなるということになります。使っていて汚れない、カビの生えないエアコンは存在しないので、そこが気になり定期的にエアコン洗浄を頼む予定がおありであれば一番シンプルなエアコンにするべきだと思います。
そもそもですが、業務用エアコン(お店などについている)で掃除機能がついているなんていうものは世の中に存在しておらず、定期的に分解清掃して機能を維持することが前提になっています。もちろん使用量や頻度が全く違うので家庭用のエアコンとは比較にならないかもしれませんが・・・
エアコンは10年くらいたつと省エネが進み、使う電気の量が結構違うので、壊れるまで使うのではなく適当に買い替えたほうが結局お得といわれています。付加機能付きのエアコンとシンプルなエアコンでは値段が倍ぐらい違うことがあるので、うちのお客様には高いエアコンを20年使うより、安いほうのエアコンを買ってこわれなくても10年でいれかえてくださいとお願いしています。トータルのコストは変わらないはずです。そんな観点で今後の買い替えをご検討なさってはいかがでしょうか?
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