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〒276-0025 千葉県八千代市勝田台南2-22 E-301
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印西市の内野団地でユニットバスのリフォーム。その1 リフォーム前の状況と問題点
内野団地の周辺は程よく緑が残り、よく整備されている大きな公園もあり、一方で大型の専門店舗も近隣にそろっていて住みやすい便利なところです。
内野団地にお住いのお客様から浴室(ユニットバス)に関してのご相談をいただきました。
現在お使いになておられるのは、おそらく最初に団地が作られたときに設置されたユニットバスだと思われます。
点検口付近、床パンとのつなぎ目付近に、多数錆が出ていてユニットバスとしてはすでに限界を超えています。
また、これまで脱衣所の洗濯機の上に大型乾燥機が設置されていて、そのため脱衣所の窓の開閉が困難でした。結果として、浴室、脱衣所(洗濯室)、隣接する廊下部分の湿度が常に高く、カビが発生する原因になってきました。湿気が抜けるのが浴室の小さな小窓からの自然換気のみで、その窓も団地特有の下側がヒンジで固定、手前に45度倒れてくる窓で、開口の面積に対して十分な排気が行えない窓でした。お客様も入浴後、浴室(ユニットバス)に向かって扇風機を回して窓に向けて送風しておられましたが、通年どうしてもカビの発生を抑えられない状況でした。
ユニットバスそのものは状況からいって交換するしかないので、そこはいいのですが、ユニットバスを新しいものに交換してもこもる湿気対策、カビ対策にプラスになるようなリフォームを計画したいと考えました。ちなみに脱衣所の壁面は十分な厚さの断熱材で断熱されており、躯体面が結露するなどの点がカビの原因ではありませんでしたので、やはり換気効率そのものが主たる原因だと判断しました。
点検口などから既存のユニットバスが設置されているスペースを測定させていただいたところ、通常の1216のユニットバスが設置可能、さらに長手方向に100mm以上のスペースが確保できることがわかりました。それで、ユニットバス本体を可能な限り窓と反対方向に寄せて設置し、窓際にスペースを確保し、ダクトを設置する。窓のスペースに排気の出口をつくりそこから最終的に排気し、新しいユニットバスに浴室乾燥暖房機を設置するプランでご提案させていただきました。
タブレットPCに現場で、説明のために書いたのが下の絵です。
入浴はほとんど夜、ご主人様もほとんどシャワーでの入浴とのことでしたので、ユニットバスの窓の開口もやめました。ユニットバスの窓開口をしてもFIX(ガラスの嵌め殺しで開かない)なので換気にはプラスになりませんし、窓があることで冬は寒くなり、のこしてもあまり意味がなさそうなので今回は窓を開口しないプランでご提案させていただきました。
改装前の浴室付近の状況です。
外部から見た浴室窓付近;浴室内からの送風でこれまで対策してきたそう。苦労した痕跡が散見される。もちろん窓の上は燃えた火事の後ではなくカビの後。
ユニットバスの点検口付近:点検口付近も金属の劣化が進み鉄板の錆が目立つ。ユニットバスの外に漏水、湿気が回っている形跡はなかった。
既存ユニットバス:床パンと壁パネルの嵌合部から腐食が進み、一部錆のため壁パネルに穴が開き始めていた。解体後確認したが現況でのユニットバス外への漏水の形跡はなかった。
既存ユニットバス、窓回り:窓開口の下はFIX(ガラスが入っているだけで開かない開口)上部のみが手前におよそ45度倒れる。写真の状況で最大に開いている。このため十分な排気が行えない。
浴室に隣接する洗濯機設置スペース:この乾燥機の裏に窓があるため、通常この窓の開閉を行うことができない。また、付近のカビがひどいため上部の吊戸棚も使用しない。(今回のリフォームのタイミングで洗濯機を買い替え、乾燥機を処分することとなった。今後は脱衣所の窓も開口できる)
脱衣所:洗濯機、洗濯乾燥機、吊戸棚を撤去したところ。この北側面にはコンクリート面に断熱がされている。長年の湿気のため表面の合板の傷みが激しい。
解体後、既存の内倒れ窓を撤去し浴室暖房乾燥機のための排気口を新設した。
内野団地の客様宅が使いやすいお風呂になるように頑張ります。ユニットバスの交換でも結構気にしてできることはたくさんあるんです!
続く記事もよかったらご覧ください。
NATECH
担当 携帯 080-9409-0562/080-5695-0562
お見積もりご相談は無料です。 八千代、佐倉、成田、印西、船橋、習志野、松戸、柏以外のお客さまでも対応エリアご相談ください。
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印西市の内野団地で浴室(ユニットバス)の工事のご相談をいただきました。
内野団地の周辺は程よく緑が残り、よく整備されている大きな公園もあり、一方で大型の専門店舗も近隣にそろっていて住みやすい便利なところです。
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現在お使いになておられるのは、おそらく最初に団地が作られたときに設置されたユニットバスだと思われます。
点検口付近、床パンとのつなぎ目付近に、多数錆が出ていてユニットバスとしてはすでに限界を超えています。
また、これまで脱衣所の洗濯機の上に大型乾燥機が設置されていて、そのため脱衣所の窓の開閉が困難でした。結果として、浴室、脱衣所(洗濯室)、隣接する廊下部分の湿度が常に高く、カビが発生する原因になってきました。湿気が抜けるのが浴室の小さな小窓からの自然換気のみで、その窓も団地特有の下側がヒンジで固定、手前に45度倒れてくる窓で、開口の面積に対して十分な排気が行えない窓でした。お客様も入浴後、浴室(ユニットバス)に向かって扇風機を回して窓に向けて送風しておられましたが、通年どうしてもカビの発生を抑えられない状況でした。
ユニットバスそのものは状況からいって交換するしかないので、そこはいいのですが、ユニットバスを新しいものに交換してもこもる湿気対策、カビ対策にプラスになるようなリフォームを計画したいと考えました。ちなみに脱衣所の壁面は十分な厚さの断熱材で断熱されており、躯体面が結露するなどの点がカビの原因ではありませんでしたので、やはり換気効率そのものが主たる原因だと判断しました。
点検口などから既存のユニットバスが設置されているスペースを測定させていただいたところ、通常の1216のユニットバスが設置可能、さらに長手方向に100mm以上のスペースが確保できることがわかりました。それで、ユニットバス本体を可能な限り窓と反対方向に寄せて設置し、窓際にスペースを確保し、ダクトを設置する。窓のスペースに排気の出口をつくりそこから最終的に排気し、新しいユニットバスに浴室乾燥暖房機を設置するプランでご提案させていただきました。
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入浴はほとんど夜、ご主人様もほとんどシャワーでの入浴とのことでしたので、ユニットバスの窓の開口もやめました。ユニットバスの窓開口をしてもFIX(ガラスの嵌め殺しで開かない)なので換気にはプラスになりませんし、窓があることで冬は寒くなり、のこしてもあまり意味がなさそうなので今回は窓を開口しないプランでご提案させていただきました。
改装前の浴室付近の状況です。
外部から見た浴室窓付近;浴室内からの送風でこれまで対策してきたそう。苦労した痕跡が散見される。もちろん窓の上は燃えた火事の後ではなくカビの後。
ユニットバスの点検口付近:点検口付近も金属の劣化が進み鉄板の錆が目立つ。ユニットバスの外に漏水、湿気が回っている形跡はなかった。
既存ユニットバス:床パンと壁パネルの嵌合部から腐食が進み、一部錆のため壁パネルに穴が開き始めていた。解体後確認したが現況でのユニットバス外への漏水の形跡はなかった。
既存ユニットバス、窓回り:窓開口の下はFIX(ガラスが入っているだけで開かない開口)上部のみが手前におよそ45度倒れる。写真の状況で最大に開いている。このため十分な排気が行えない。
浴室に隣接する洗濯機設置スペース:この乾燥機の裏に窓があるため、通常この窓の開閉を行うことができない。また、付近のカビがひどいため上部の吊戸棚も使用しない。(今回のリフォームのタイミングで洗濯機を買い替え、乾燥機を処分することとなった。今後は脱衣所の窓も開口できる)
脱衣所:洗濯機、洗濯乾燥機、吊戸棚を撤去したところ。この北側面にはコンクリート面に断熱がされている。長年の湿気のため表面の合板の傷みが激しい。
解体後、既存の内倒れ窓を撤去し浴室暖房乾燥機のための排気口を新設した。
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