080-9409-0562
〒276-0025 千葉県八千代市勝田台南2-22 E-301
営業時間/9:00〜18:00 定休日/土曜日、日曜日
千葉で団地やマンションのリノベーションを考える際、知っておきたい床材のこと
今回は団地やマンションの床工事についてです。
団地やマンションの床材の選定に関する説明です。マンションや団地をリフォーム、リノベーションする前にぜひ頭に入れておいてください。
通常、マンションや団地では各マンション、団地ごとに管理組合があります。各世帯は自分の持ち家ではあるのですが、共同住宅なので後々周りの人とトラブルがないように管理規約の中で改装工事に関する決まり事が決まっています。実際、そんなに細かい指定は通常ないのですが、ほぼすべての集合住宅で床材に関する指定があります。
たいてい「L‐45等級以上の防音性能を持った床材を使用すること」と書いてあります。
これは木質直貼床材の遮音等級の数字です。
L-には、「LL -」と「LH-」の二通りの意味があります。 「LL -」は軽量衝撃音(スプーンを落としたり、椅子を引いた様な比較的軽くて硬い衝撃音) 「LH -」は重量衝撃音(子供が飛び跳ねた時などに発生する重くてにぶい衝撃音)
建物の構造で左右される重量衝撃音(LH)ではなく、床面の仕上げ面で左右される軽量衝撃音(LL)に 重点を置いて、LL-40もしくはLL-45で管理規約の基準を設けているところが 多いと思います。(大まかにL-40・L-45の規定もあります)ちなみにこの表記の場合、数字が少ないほうが遮音性能が高い(つまり下の家に対して静かな床材)ということになります。
床材メーカーは床仕上げ材により抑制できるLL(軽量衝撃音)の対策に重点をおいていくと思われます。 また、2008年4月に業界団体、ユーザー、公的試験期間を含む「床材の床衝撃音低減性能の表現方法に関する検討委員会」から、床仕上げ材の遮音性能表記を統一し消費者への正確な情報提供を行うことを目的として、新たに「床材の衝撃音低減性能の等級(AL等級)」が公表されました。
LL-40→ΔLL(I)-5「デルタ エル エル ワン 5等級」と読みます。 LL-45→ΔLL(I)-4「デルタ エル エル ワン 4等級」と読みます。 *最後の等級数値が高いほど防音性能が高いことを示します。
正確に言うとすでにこの表記に切り替わっているのですが、たいていの管理組合の規約も、施工する側の人たちもL-45のほうがなじみぶかいのか、いまだにみんなL-45と言っています。
この基準をクリアーしているフローリングはみんなふわふわしたふみごこちをしています。
もともとマンション住まいの方は何の違和感もないのですが、最初によく説明しておかないと一戸建てのような木造住宅から引っ越してきた方は一瞬、えっていう感じになるときがあります。
たまにですけど、「きちんと工事できてない」とか「不良品だ」といわれる時があるほどです。
でもしょうがないんですよ、こういう商品ですから。誰が工事してもこうなるんですよ。
(もちろん直接やり取りしているお客様であれば事前にサンプルぽみせて納得していただいてから工事するのでそんなこと言われることはないです。)
たいていの場合、そう感じるのは最初だけですぐ慣れてしまって気にならなくなります。
いずれにせよ規約がある以上はこの床材を使うしかありません。
ただ、物件の状況と、金銭的な条件とにゆとりがある場合ですと、いわゆる一般的な硬いというか普通のフローリングがはれないわけではありません。
その場合下地で遮音をとります。2重床の足の部分で遮音をとる方法です。万協フロアーが有名ですね。
この場合ですと無垢の床材でもぜんぜんOKです。
先日ご紹介した、千葉県船橋市のお客様は万協フロアーで下地を作り、団地ですが無垢のパイン材の床を施工しました。最初は白っぽいですが、年月とともに赤みが出ていい感じになっていきます。
無垢の床ははだしで踏んだ時の気持ちよさが全然違います。
なにも引かないでそのまま昼寝しても気持ちいです。
団地やマンションで規約で指定があってもこういう選択肢もあります。ご参考までに。(もちろん構造上できない場合もあります)
団地やマンションの改装、リフォーム、リノベーションで疑問に思ったり、自分の理想やこういう風にしたいんだけどなという疑問がおありでしたら、お気軽にお問い合わせください。
ナガツユアートテック
担当 携帯 (永露)080-9409-0562/080-5695-0562
お見積もりご相談は無料です。 八千代、佐倉、成田、印西、船橋、習志野、松戸、柏以外のお客さまでも対応エリアご相談ください。
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団地やマンションの床材の選定に関する説明です。マンションや団地をリフォーム、リノベーションする前にぜひ頭に入れておいてください。
通常、マンションや団地では各マンション、団地ごとに管理組合があります。各世帯は自分の持ち家ではあるのですが、共同住宅なので後々周りの人とトラブルがないように管理規約の中で改装工事に関する決まり事が決まっています。実際、そんなに細かい指定は通常ないのですが、ほぼすべての集合住宅で床材に関する指定があります。
たいてい「L‐45等級以上の防音性能を持った床材を使用すること」と書いてあります。
これは木質直貼床材の遮音等級の数字です。
L-には、「LL -」と「LH-」の二通りの意味があります。
「LL -」は軽量衝撃音(スプーンを落としたり、椅子を引いた様な比較的軽くて硬い衝撃音)
「LH -」は重量衝撃音(子供が飛び跳ねた時などに発生する重くてにぶい衝撃音)
建物の構造で左右される重量衝撃音(LH)ではなく、床面の仕上げ面で左右される軽量衝撃音(LL)に
重点を置いて、LL-40もしくはLL-45で管理規約の基準を設けているところが
多いと思います。(大まかにL-40・L-45の規定もあります)ちなみにこの表記の場合、数字が少ないほうが遮音性能が高い(つまり下の家に対して静かな床材)ということになります。
床材メーカーは床仕上げ材により抑制できるLL(軽量衝撃音)の対策に重点をおいていくと思われます。
また、2008年4月に業界団体、ユーザー、公的試験期間を含む「床材の床衝撃音低減性能の表現方法に関する検討委員会」から、床仕上げ材の遮音性能表記を統一し消費者への正確な情報提供を行うことを目的として、新たに「床材の衝撃音低減性能の等級(AL等級)」が公表されました。
LL-40→ΔLL(I)-5「デルタ エル エル ワン 5等級」と読みます。
LL-45→ΔLL(I)-4「デルタ エル エル ワン 4等級」と読みます。
*最後の等級数値が高いほど防音性能が高いことを示します。
正確に言うとすでにこの表記に切り替わっているのですが、たいていの管理組合の規約も、施工する側の人たちもL-45のほうがなじみぶかいのか、いまだにみんなL-45と言っています。
この基準をクリアーしているフローリングはみんなふわふわしたふみごこちをしています。
もともとマンション住まいの方は何の違和感もないのですが、最初によく説明しておかないと一戸建てのような木造住宅から引っ越してきた方は一瞬、えっていう感じになるときがあります。
たまにですけど、「きちんと工事できてない」とか「不良品だ」といわれる時があるほどです。
でもしょうがないんですよ、こういう商品ですから。誰が工事してもこうなるんですよ。
(もちろん直接やり取りしているお客様であれば事前にサンプルぽみせて納得していただいてから工事するのでそんなこと言われることはないです。)
たいていの場合、そう感じるのは最初だけですぐ慣れてしまって気にならなくなります。
いずれにせよ規約がある以上はこの床材を使うしかありません。
ただ、物件の状況と、金銭的な条件とにゆとりがある場合ですと、いわゆる一般的な硬いというか普通のフローリングがはれないわけではありません。
その場合下地で遮音をとります。2重床の足の部分で遮音をとる方法です。万協フロアーが有名ですね。
この場合ですと無垢の床材でもぜんぜんOKです。
先日ご紹介した、千葉県船橋市のお客様は万協フロアーで下地を作り、団地ですが無垢のパイン材の床を施工しました。最初は白っぽいですが、年月とともに赤みが出ていい感じになっていきます。
無垢の床ははだしで踏んだ時の気持ちよさが全然違います。
なにも引かないでそのまま昼寝しても気持ちいです。
団地やマンションで規約で指定があってもこういう選択肢もあります。ご参考までに。(もちろん構造上できない場合もあります)
団地やマンションの改装、リフォーム、リノベーションで疑問に思ったり、自分の理想やこういう風にしたいんだけどなという疑問がおありでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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